裏千家淡交会について

淡交会の名称の由来

 

「淡交会」とは、十四代家元淡々斎宗匠の斎号に因み命名されたもので、荘子の「君子之交淡若水」 (君子の交わりは、淡きこと水の若し)に典拠するものです。淡々としてあたかも水が流れるようになにごとにも執着せず、 どんなときにも感情に流されない平常心の交わりを意味し、茶禅一味の精神を根本とします。

一般社団法人 淡交会

  淡交会は昭和15年、それまで全国に存在していた裏千家茶道のいろいろな会や団体をまとめて、宗家の直轄団体として結成されました。昭和28年に文部相(現文部科学省)から社団法人の認可を受け(現在は一般社団法人)、今日では全国に17地区、165支部・2支所が設置されています。また海外には世界各国に海外協会が組織されています。

淡交会は、家元指導方針を遵守し、裏千家茶道の基本的な点前作法を全国的に統一し、茶道文化に関する諸種の調査研究を行うとともに、同門の相互協力と親睦をはかり、日本文化の興隆発展に寄与することを目的としています。

 

淡交会の事業

茶道文化に関する諸種の調査研究

一般財団法人 今日庵の支援、事業の振興

裏千家茶道修道者の研修、福利厚生及び連絡調整

茶道文化に関する茶会・講演会・研究会、展示会等の開催

茶道文化に関する図書の頒布

国際文化親善及び観光に資するための各種事業

古美術並びに新時代の美術工芸作品の保存・奨励

茶道文化関連施設の設置・運営及び助成

茶道文化の継承・発展のための人材育成

その他この法人の目的を達成するために必要な事業

淡交会入会方法について
こちらのお問い合わせフォームからも入会の手続きが可能です。
淡交会の全国稽古上の検索・入会につきましては下記HPをご参照ください。
茶道裏千家-全国稽古場案内 (urasenke.or.jp)